護摩祈祷とは弘法大師により伝えられた、真言密教秘伝の修法です。
お不動様の前で、煩悩の象徴である護摩木を米、お香、漢方薬、油などと燃やし、厄や災いを払い願望を清めて、大願が成就するようにお願いします。
古来より鉄造不動明王の御前で行われる大山寺の護摩祈祷を受けるため、多くの大名や庶民が大山詣でを行い、その名残として各地に今も大山道が残っています。
ご本尊の強烈な霊力と御利益の話は遠い昔からつい最近までまさに枚挙に暇がないほど存在します。
大山寺は大山の山中にあり駐車場からすぐに参拝というわけにはいきませんが、ケーブルカーもあり昔とは比較にならないほど便利になっていますので、健康な方はぜひお越しください。
最近は修業のひとつとして、歩いて参拝される方も増えています。大山ケーブルカー 大山ケーブル駅(大山寺より下側)より登り20分、阿夫利神社駅(大山寺より上側)より下り10分ほどですので、チャレンジしてみてください。
※ 直接寺にこれない方には、護摩祈祷を行った後御札をお送りいたしますのでお申しつけ下さい。
*地鎮祭(新築)、建替え・リフォーム、祠・社(お性根入れ・抜き) その他の出張お払いは5万円から
*仏像の開眼 1体につき3万円から(複数の場合などはご相談ください)
*人形供養 3千円~5千円
*年回法事(当寺へ参拝の場合)2万円から
その他、祈祷のご要望はお電話にてお問合せください。
大山寺では年に一度、2月28日の大祭の日のみ、日本で唯一の<五檀護摩修行>を行います。
<五壇護摩修行>とはその名のとおり、本堂の5つの護摩壇で同時に護摩祈祷を行うものです。
当日は大変込み合いますので、本堂内のご参拝はお申し込み(護摩札)をされた方のみとなります。
<五檀護摩修行>は五壇法ともいい、古来より天皇や貴族が宮中において天下国家の大事にのみ執り行った特別な秘法であり、今や日本国中で当山だけに伝えられた貴重な大法会であります。
元来は中央に大日大聖不動明王、東方に降三世明王、南方に軍荼利明王、西方に大威徳明王、北方に金剛夜叉明王を配し修しますが、当山は本堂荘厳の造りから中央は国宝大日大聖鉄(くろがね)不動明王、東から大慈大悲十一面観自在菩薩、高祖弘法大師、開山良弁僧正、鎮護国家五大明王の御宝前で修法します。
五つの護摩檀で一斉に燃え上がる聖火によって願主の願いを加持祈念し、智(利)剣と智火をもって煩悩を断ち、貪・瞋・嫉の三毒を焼き尽くし、心願成就のご利益をいただかれることをお勧め申し上げます。
《五壇護摩修行 護摩札のお申し込みについて》
<五檀護摩修行>のご祈祷料は、
護摩札の種類により、8千円(白札)、1万円(朱札)、2万円(朱札)、3万円(朱札)となります。
なお、準備の都合上お申し込みは、2月18日までに必ずお申し込みください。
※郵送の場合は送料として別途千円いただきますが、令和7年の五壇護摩修行は送料無料とします
※午前午後の2部制で行いますが、第一会・第二会ともに御利益は変わりません
お申し込み・詳細についてはお電話にてお問合せください↓↓↓